フランス菓子に欠かせない材料、アーモンドです。
画像の左が、おなじみのカリフォルニア産
右が、スペイン産マルコナ種
カリフォルニア産は、おつまみの塩が付いたバージョンやアーモンドチョコレートで有名ですが、
お菓子には、なるべくならば右のマルコナ種を使いたい。
コロンとした丸い形も可愛いのですが
お菓子、特に焼き菓子にした時の味わいとコク・香り高さはカリフォルニアの比ではありません。
空焼きして食べてみただけで、ハッキリ分かるくらい味の濃さが違うんですよ。
特に、パウダー状になってみると勝敗は明らか。
大量に収穫できるように品質改良されているカリフォルニア産は、やっぱりどうしても大味。
よく言えば‘こなれたおなじみさん’
マルコナ種は、地中海の温暖な気候で育まれるため
どこでも気軽に手に入るってモノではありません。
特に、山梨では・・・(悲)
たまに見かけても、状態が悪かったり日付が短かったりするので
大体、ネット購入になっちゃいますね。
そして、一番痛いのがお値段!!!
マルコナ種は、カリフォルニアの倍以上します。
こういうのって、分かる人には分かるけど、
どうでもいい人にはどうでもよい話なので、なかなか分かってもらえない悩みなのよね・・・