先日、とある苺農園にお邪魔してきました!
2014年2月14日。
山梨県は未曾有の大雪に見舞われました。
観測史上初の114cm。
全ての交通網が遮断、家や駐車場が倒壊し、物流が止まり、スーパーなどからは食糧や物資が消えました。
山梨特産の桃やブドウのハウスも壊滅的な被害を受け、一年経つ今でも荒れ果てたハウスを数多く見かけます。
新たに果物を育てるためにはハウスの再建や苗木の育成にかかる莫大な費用、また一から始めようと思う気力や体力が必要。
生半可な覚悟では乗り越えられない、厳しすぎる選択です。
そんな過酷な条件を女手一つで乗り越えようとしているいちご園があります。
こまざわフルーツファームさん
こまざわフルーツファームさんのハウスも全壊。
駒沢さんとは知人の紹介で出会い、お嬢様のKちゃんが教室に通ってくださっています。
知り合った頃は何もかもが白紙で、本当に形になっていくのか、お会いして話をするのも心が苦しくなるほどの状況だったけど、決断!実行!したのね。
上の画像 ↑ は、昨年の10月半ば。
こちらは ← 数日前の様子。
3ヶ月経って、ここまで変化していました。
1万株以上の苗が青々と茂って、受粉のためのミツバチが忙しそうに飛びまわっていましたよ ♡
この一株ずつ全部、機械ではなく人の手で植えられたもの。
頭の下がる根気と努力の賜物。
例年なら今頃は、いちご狩りのシーズン真っただ中ですが、工事の順番待ち(あまりに多くのハウスが倒壊したため、工事が集中)などで作業が進まず・・・。
今やっと。
いえ、とうとうお花が咲き、小さな実が付き始めました!
いちご狩りが出来るようになるのは、2月の半ば頃。
毎日毎日朝早くからクタクタになるまで働き、愛情を注ぎ、人生をかけて育てた苺。
真っ赤な苺と駒沢さんの思いが見事に実る日が1日も早く訪れますように・・・。
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